コラム
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どうしてむし歯治療では歯の保存が大事なの?
数ある歯科治療の中でも代表的な「むし歯治療」。歯の痛みを覚えて歯科医院を受診した結果、むし歯が判明して歯を削る治療を受けた経験がある方も多いと思います。
むし歯を器具で削り取り、欠損部分を詰め物や被せ物で補う処置がむし歯治療の基本ですが、その際には「歯をなるべく保存すること」が重要視されています。
なぜ、歯を削る治療なのに歯を残すことが大切にされるのでしょうか。
今回のコラムでは、その理由を「歯」と「神経」ふたつの観点から解説します。

具体的には以下のようなポイントが挙げられます。
ただしこの問題は、セラミック系の素材を使うことで解消されることがあります。
しばしば「むし歯が治る」という言い方をされることがありますが、当然ながら、歯そのものがすっかり元の状態に戻るわけではありません。あくまでも、削った部分を人工物に置き換えているに過ぎない点を認識しておく必要があります。
その理由は以下の通りです。
むし歯の痛みを感じないとむし歯の進行に気づけなくなる可能性があるため、歯の状態のさらなる悪化につながります。
歯の神経の機能は多岐にわたるため、神経を失うだけで機能面・耐久面・健康面すべてが損なわれます。イメージとして、水分を失ってスカスカになった樹木を思い浮かべてみると分かりやすいかもしれません。
患者さまの生まれ持った歯を少しでも長持ちさせられるよう、より良い方法を模索して治療計画を立案する方針です。
また、むし歯治療には少なからず痛みを伴うものであるため、麻酔注射の方法にも工夫を凝らしてなるべく負担のない治療に努めます。
治療後の健康維持も見据えてセルフケアの指導もしっかり行いますので、歯に痛みを感じたらぜひ当院にご相談ください。

お口の機能と見た目を両立した治療を心がけていますので、どのようなお困りごとでもまずはお気軽にご相談ください。
【医院名】
へんみ歯科
【住所・アクセス】
〒814-0172
福岡県福岡市早良区梅林7-2-1
七隈線梅林駅(福岡県)2番出口 徒歩8分
七隈線福岡大前駅出口 車3分
【電話番号】
092-801-0994
【診療時間】
9:00~12:30
14:00~18:30
※土曜午後は17時まで診療
【休診日】
木・日・祝日
むし歯を器具で削り取り、欠損部分を詰め物や被せ物で補う処置がむし歯治療の基本ですが、その際には「歯をなるべく保存すること」が重要視されています。
なぜ、歯を削る治療なのに歯を残すことが大切にされるのでしょうか。
今回のコラムでは、その理由を「歯」と「神経」ふたつの観点から解説します。

なぜ削る量を抑えることが重要なのか
むし歯部分を取り除きつつ、健康な歯をできるだけ多く残す理由。それは端的に言えば、歯を損なうことによるデメリットを避けるためです。具体的には以下のようなポイントが挙げられます。
①歯の健康の維持
歯を削ると、歯の構造が変わってしまい脆くなる場合があります。そのため、可能な限り削らずに治療することで、健康な歯を維持することができます。②歯の機能の維持
歯は、噛む・話すなどの機能を担っています。歯を削りすぎると、詰め物や被せ物で補ったとしても歯の機能が低下してしまうことがあります。よって、歯をなるべく残すことは機能維持に大きく寄与します。③歯の見た目の維持
歯を削って詰め物や被せ物を入れた場合、使う素材によっては見た目が大きく損なわれます。銀歯であればとても目立ちますし、保険のプラスチックでも歯の白さには馴染まない可能性があります。ただしこの問題は、セラミック系の素材を使うことで解消されることがあります。
しばしば「むし歯が治る」という言い方をされることがありますが、当然ながら、歯そのものがすっかり元の状態に戻るわけではありません。あくまでも、削った部分を人工物に置き換えているに過ぎない点を認識しておく必要があります。
神経を残す必要性もあります
歯そのものとは少し異なった観点で、歯の神経(歯髄)を残すことも重視されます。その理由は以下の通りです。
①歯に伝わる感覚を維持
歯の神経は、歯に加わった感覚を脳に伝達する役割があります。神経を抜くと感覚が消失するため、噛んだ感覚が分からなくなるだけでなく、むし歯が再発しても痛みを感じなくなってしまいます。むし歯の痛みを感じないとむし歯の進行に気づけなくなる可能性があるため、歯の状態のさらなる悪化につながります。
②歯ヘの栄養供給を維持
感覚を司るだけでなく、歯に必要な栄養分を運ぶのも神経の役割のひとつです。この役割が失われると、歯がもろくなって寿命が短くなる恐れがあります。③歯の免疫機能を維持
歯の神経には、細菌感染に対して免疫反応を起こす機能もあります。つまり、神経がないと免疫機能が働かずにどんどん侵食が進んでしまうのです。痛みを感じないことも相まって、再発したむし歯が悪化するリスクがとても高まります。歯の神経の機能は多岐にわたるため、神経を失うだけで機能面・耐久面・健康面すべてが損なわれます。イメージとして、水分を失ってスカスカになった樹木を思い浮かべてみると分かりやすいかもしれません。
へんみ歯科は歯を守る治療を目指しています
私たち「へんみ歯科」は、健康な歯質、歯の神経の重要性を認識したうえで、可能な限り歯と神経を残せるむし歯治療を心がけています。患者さまの生まれ持った歯を少しでも長持ちさせられるよう、より良い方法を模索して治療計画を立案する方針です。
また、むし歯治療には少なからず痛みを伴うものであるため、麻酔注射の方法にも工夫を凝らしてなるべく負担のない治療に努めます。
治療後の健康維持も見据えてセルフケアの指導もしっかり行いますので、歯に痛みを感じたらぜひ当院にご相談ください。

医院紹介
福岡市早良区梅林にある「へんみ歯科」は、患者さま一人ひとりのお悩みに応えることを第一に考え、保険内治療・自費治療を問わず幅広い選択肢の中からより良い治療法をご提案しています。お口の機能と見た目を両立した治療を心がけていますので、どのようなお困りごとでもまずはお気軽にご相談ください。
【医院名】
へんみ歯科
【住所・アクセス】
〒814-0172
福岡県福岡市早良区梅林7-2-1
七隈線梅林駅(福岡県)2番出口 徒歩8分
七隈線福岡大前駅出口 車3分
【電話番号】
092-801-0994
【診療時間】
9:00~12:30
14:00~18:30
※土曜午後は17時まで診療
【休診日】
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